障害者手帳所持者 (身体疾患)

あがり症、コミュ障、HSP、不眠症、身体疾患、不安障害

オンラインゲームの規制はまだ駄目だ

更新しました。

ゲームの時間を規制すると、お友達の残り時間を使ってクリアする「分シェア」が始まる。

他県の友達をプライベートジェットで呼び出してゲームをクリアさせるか、親にゲームを任せるか、少なくとも「俺後20分だからお前に40分任せるわ」と押し付けが流行る。

特にシヴィライゼーションを60分でクリアできるとは思えないので、全てのゲームがストレスになってくる。

普段タイムアタックしているプロゲーマーは余裕だろうが、ストレスになるだけで、依存症の解決には至らない。

どの規制でも頭のいいやつはいるもので、新しい手段を考えだすかも。

一方で「放置ゲーム」「位置ゲーム」の重要性は上がってくる。

ポケットにスマホを入れたまま移動する位置ゲームと、60分の規制をモノともしない放置ゲームはその市場価値を増すだろう。

規約で押し付けを禁止しているゲームもある中、60分の作業でいい「放置ゲーム」は、規制市場にとっては追い風だ。

1日60分は、友達とするゲームを考慮しておらず、友達に「後何分」といちいち聞かねばならない。

「友達とする分にはカウントから除外する」という一文を付け足せないものか。

問題は、この条例を気に他の条例が次々に産み出されることだ。漫画、テレビ、ネットと対象は広がるかもしれない。どの都道府県の規制か思い出したくもないが、この規制が頭悪い規制なのは素人でもわかる。

放置ゲーム市場が有利になるだけであり、他のゲーム市場は大した効果は見込めない。
それをする前にまず《他の遊び場のレベルを上げてから》、規制した方が良い。

位置ゲームや放置ゲームを支援したりする条例を先に作ってからでいいはずだ。

他県に引っ越しまで考える子供が増加しそうだ。

《規制をするアプリを入れる義務》条例がまだないのが唯一の救いである。

「後1分よあんた」

がなくなることを祈りたい。この条例は全国に広げてはいけないものだ。ウイルスと一緒だ。隔離されるべき条例なのだ。

「ゲームができないからうどん食べる」

じゃない。

「午後10時までに使用をやめる」だけで良かったのに、欲張って「1日60分」と言い出したのが悪い。

条例自体は意義があることだが、まずは「午後10時までに使用をやめる」で良かったのだ。それ以上のことは、放置ゲームの天下になるだけだと重ねて言いたい。

この案は、他の都道府県との差を産み出すだけだ。他県の議員にも見せて、賛同者を募ってから紹介すればいいのに、1つの県だけで対応できる問題ではない。罰則規定を設けない方がいい。この条例の成立はまだ議論の余地がある。

ゲーム依存症がやばいのはわかる。スマホに入っていたゲームは全部ばっさり削除した。