障害者手帳所持者 (身体疾患)

あがり症、コミュ障、HSP、不眠症、身体疾患、不安障害

我々地方は、東京都のロックダウンと言われても実感がない。先に謝っとく

更新しました。

「首都封鎖をすることもありうる」と言われても実感がないのは当然のこと。
東京都に住んでいないからだ。
これが東京都に住んでいたら慌てるが、東京都から遠くにある町では実感がない。
東京都の真似をして地方が都市封鎖をしたらどうなる。
それでも実感はない。

"実感"とはなにか。
日本全土で都市封鎖が行われたら、さすがに"鈍感"でも気づく。
都市封鎖で皆の感覚が麻痺したら、買い占め、買いだめのような衝動は地方でもあり得る。
今でもマスクを求める列は毎朝続く。
昨今からのマスコミの煽り報道がここに結実する。

さて、とりあえず仮に「首都が封鎖された」としよう。我々はどの程度封鎖するかわからない。
二週間、1ヶ月。最悪、3ヶ月だ。その前に東京都を脱出する若者がいると聞く。
いわゆる実家に帰るパターンだ。
だが、東京都が実家だと帰省もなにもないし、帰省先でコロナウイルスに感染したという報道もある。
すなわち、感染する人はどこでも感染する。運が悪い人はどこだって感染する。これはもう神様に武運を祈るしかない。

東京都の封鎖から逃れた先が「安泰の地」とは言えないのだ。東京都よりましとはいえ、地方も急速に感染しつつある。

東京都でもロックダウンが起きる可能性は示唆された。
実感はないが、なぜか怖い。
見るもの全てがコロナウイルスに見えるような緊急事態だ。

首都封鎖が行われた場合、全員慣れているわけではないから、相当の長期戦になって、諸々の問題が起こる可能性がある。
耐えていた精神が一挙に破綻していく。
東京都全土の封鎖。
考えただけで恐ろしい。

国は、「どの感染人数で首都封鎖されるか」明白にしておくべきだ。

東京都が都市封鎖がされるからといって、他の都道府県まで追随する必要性はない。都道府県全土の都市封鎖なんて聞きたくもない。

現実には、都市封鎖がいきなり起こるわけではない。発動時はちゃんと会見なり説明なりがあるはずだ。
都市封鎖が現実にあったとして、食料の流通などは衰えないのか、そこはわからないから、都知事に説明してほしい。
とはいえ、「実感のない封鎖」を我々が怖がる必要性はない。東京都都民にとっては、一番辛いことだが、「ごめん、実感がない」。

実感がないものに怯えるのはやめよう。怯えていいのは都民だけだ。東京都が封鎖すると地方も何かと不都合だろうが、私は都民ではないからお気持ちがわからない。
ロックダウンやオーバーシュートと言われても、実感がないものはない。仕方ない。
先に都民の皆に謝る。「ロックダウンの実感がないと思います」。東京都の封鎖か、想像しただけでぞっとする話だ。