障害者手帳所持者 (身体疾患)

あがり症、コミュ障、HSP、不眠症、身体疾患、不安障害

15億円の脱出〔フィクション〕

更新しました。

実業家
「この国を脱出したい」

元特殊部隊兵
「わかりました。我々にお任せください」

実業家
「頼むぞ」

企画者
「まず警備を中断させます」

実業家の妻
「なんてことを考えるの」

企画者
「我々は数名を動員し、世界中の空港の隙を見つけています」

元特殊部隊兵
「飛行は数時間がかかります。プライベートジェット二機の使用を許可してください」

企画者
「プライベートジェットです。普通の飛行機ではできないことです」

実業家
「人々が協力しない場合は?」

企画者
「妻子の命はないと脅しました」

実業家
「脅迫ではないか」

企画者
「脅迫で逮捕されるのとこの国の司法とどちらがいいですか」

実業家
「ぬう。わかった、君に任せる」

企画者
「この作戦は厳密なスケジュールによって行われます」

実業家
「弁護士にもあまり会わない。それまでは要求を飲み続けるしかないというわけか」

企画者
「はい。平然といつもの保釈を装ってお待ちを」

実業家
「8日には記者会見をしたい」

企画者
「間に合わせます。我々にできるのは、脱出のサポートだけです」

実業家
「君が捕まったらどうするのかね」

企画者
「無期懲役にはなりません。報酬は成功報酬です」

実業家
「フランスはダメだ。レバノンに合法的に入国する」

元特殊部隊兵
「わかりました。レバノンの前にトルコに寄り、そこで2つ目のプライベートジェットを使いましょう」

企画者
「一人ででてください。誰も会わずに」

実業家
「妻は全ての作戦を知らない。いいね」

企画者
「はい。そうします」

実業家
「フッこの私がこんなケースに入るとはね」