Twitterルール、《市民の清廉性》って何?
Twitterの規約には、
市民の清廉性:
選挙やその他の市民活動の操作や妨害を目的としてTwitterのサービスを利用することを禁じます。これには、市民活動への参加を抑圧するようなコンテンツや、市民活動に関する日時、場所、方法について誤解を招くコンテンツの投稿や共有が含まれます。
とある。
先日、リコール運動が妨害されたと聞いてまず最初に思い出したのがこの項だ。
左翼右翼がこの項を知っているかは知らないが、この条項によると、
[選挙やその他の市民活動の操作や妨害を目的としてTwitterのサービスを利用することを禁じます]
としている。
市民の清廉性に関するポリシー
は[2020年5月]
5月に追加されたのがわかる。
市民活動とはどのようなものですか?
に
国政および地方選挙
国勢調査
国民投票や住民投票
と書いており、《抗議デモ》や《リコール運動は含まれていない》が、《Twitter社は市民活動たるリコール運動を重くみていない》ことがわかる。
ここにリコール運動や抗議デモが書いてあれば良かったのだが、Twitter社はリコール運動を重くみていないようだ。
市民活動への参加の手続きについて誤解を招く情報
(ツイート、テキストメッセージ、メール、または電話での投票ができない地域で、それが可能であると誤解させる情報など)
参加条件
(身元確認に必要なものや市民権の要件を含む)
について誤解を招く情報
市民活動の公式発表済みの開催日時について誤解を招く言及や情報
と書いてある。
リコール運動側はこの項目を盾にTwitter社に文句を言えばいいわけで、
《選挙やその他の市民活動に参加しないよう住民を脅迫、抑圧することを目的に、誤った情報や誤解を招く情報を共有することはできません。これには以下の内容が該当しますが、これらに限定されません。》
と記載されている。
で、問題になっているのは、
[市民活動の手続きや手法について誤解を招き、住民の参加を抑圧するような主張]
の部分である。
リコール運動や抗議デモが市民活動に含まれるかはわからないが、反対側は、市民の清廉性を基軸に反対する必要があるのだ。
[選挙またはその他の市民イベントについて誤解を招いている] を選択します。
このポリシーへの違反が疑われるコンテンツを正確にご報告いただくには、選挙または市民活動に関する特定の情報や事実が必要です。
とあり、市民活動を妨害していると見なされた場合、永久凍結などの対処される。
[市民の清廉性]という表現が気になるが、市民の清廉性を守ったうえで、抗議デモやリコール運動には反対してほしい。